「意識していても自然に猫背になってしまう・・」
「姿勢矯正グッズを試してみたけれど良くならない・・」
姿勢の悩みを持つ方が増えています。
特に現代は、パソコンやスマートフォンを長時間使用するシーンが増え、不自然な姿勢のまま過ごすことによって、正しい姿勢を維持しにくくなっています。
そのため、普段の姿勢においても猫背気味になってしまったり、反り腰になってしまって、姿勢を保つための筋肉が弱ってしまう傾向にあります。
姿勢不良は肩こりや腰痛の原因になるだけでなく、内臓の機能が弱くなるなど、健康に対する影響も大きいと言われています。
いま不調が続いているという方も、姿勢不良が原因なのかもしれないのです。
もし肩こりがひどかったり、内臓の調子が悪いのであれば、今一度、自分自身の姿勢を見直してみて、姿勢不良を改善するための方法に取り組んでみることをおすすめします。
姿勢を良くするには〇〇の筋肉を鍛えよう!
姿勢を良くするための基本とすべきことは、「意識して正しい姿勢を保つこと」であるということです。
姿勢が猫背になっているような場合、知らなうちに体幹の奥深くある『インナーマッスル』が弱くなっています。
インナーマッスルは「姿勢保持筋」と呼ばれることもあり、私たちの普段の姿勢をささえています。
背中の肩甲骨を寄せるように意識すると、それだけで自然に胸が広がることが分かります。猫背になると胸を縮ませるようになりますので、胸の大胸筋を弱らせてしまい猫背になってしまいます。
日常的に正しい姿勢を意識しtれいれば、それだけでインナーマッスルを鍛えられるようになり、そのインナーマッスルを支える大きな筋肉を強化することもできるようになるのです。
姿勢が悪くなる原因を知っておこう!
姿勢が悪くなる原因というと、座っている姿勢や歩いている姿勢が悪いイメージがあります。
しかし自分では正しい姿勢だと思っても、実は悪い姿勢のまま過ごしていることも少なくありません。
そもそも姿勢というものを普段から意識している人は少ないため、自分の何気ない癖がそのまま姿勢に反映されています。
そのためいつもスマートフォンを見ていたり、パソコン作業をしている姿勢は、無意識のうちに自分にとってラクな姿勢を取ろうとするために、悪い姿勢になっていることが多いのです。
悪い姿勢のままでいると、どこかの筋肉に負担をかけてしまうことになります。
負担をかけている部位の血行が悪くなってしまい、肩こりや腰痛を引き起こす原因となってしまうのです。
姿勢が悪くなるとこんな影響が・・
正しい姿勢とは、頭の先から足までまっすぐ地面に垂直になっていることを指しています。その姿勢が一番、身体に負担がかからないからです。
しかしスマートフォンやパソコン作業で首を前に傾ける動作や猫背気味になってしまうことによって、頭の重さが肩や背中に負担をかけることになってしまい、身体に大きな負担をかけてしまうのです。
一般的に頭の重さは体重の1/10程度であると言われています。つまり体重の50kgの方であれば頭の重さは5kg程度です。
しかし頭をやや前傾に倒してしまうことによって、5kgである頭が10kg~20kg程度の負担になってしまいます。
特に頭は細い首によって支えられてるだけですから、負担をかけててしまうと、首周辺の筋肉が硬くなってしまい、血行不良を引き起こして肩こりや首の痛みを生じさせてしまうのです。
あなたは隠れ猫背かも!姿勢のチェック方法
スマートフォンやパソコン作業での姿勢は、意識せずに過ごしていることから、知らない間に姿勢不良になっていることが少なくありません。
そのため、「最近肩こりがひどい・・・」「首が痛くて回らない・・・」「歩いたら腰が痛くなる・・・」などといった症状に悩んでいる場合であれば、姿勢のチェックをしておくことをおすすめします。
姿勢のチェック方法はとても簡単です。自宅でもすぐにできますので一度試してみてくださいね。
用意するものは特になく、自宅の壁に背中をつけるだけです。
壁ぎりぎりに立ってみて、頭と背中、お尻、かかとを同時に壁につけるようにします。この時、身体を緊張させずに力を抜いて自然に立つことがポイントです。
どうでしょう、、できましたでしょうか?
猫背の人であれば、かかとを壁に付けると立っていられなくなったり、頭がうまく壁に付けられなくなってしまいます。
壁にお尻が付けられないという人もいます。
正しい姿勢の場合には、頭・背中・お尻・かかとがキレイについて立つことができます。
「姿勢が悪いのかも・・」と感じたら、このチェック方法で試してみてくださいね。
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